« アラン「幸福論」より | トップページ | アンチメタ »

アラン「幸福論」よりⅡ

まちがいは、自分の思考を情念に仕えさせ、一種の粗暴な熱狂さで恐れや怒りに身をまかすことにある。要するに、わたしたちは情念によって病気を悪化させるのだ。それが、ほんとうの体操を学ばなかった人々の運命である。そしてほんとうの体操とは、肉体の運動に対する正しい理性の支配のことだ。すべてに対する支配でないことは、言うまでもない。そうではなくて、かんじんなことは、憤怒の衝動によって自然に行なわれる反応を妨げないことにある。

« アラン「幸福論」より | トップページ | アンチメタ »